投稿者: WakisakaKeiichi

blog 2022.11.19
ルイス・カーン研究連続講演会(第5回)視聴

TIT建築設計教育研究会によるルイス・カーンに関する講演会を試聴しました。登壇者は、新居千秋氏、松隈洋氏でした。イエール大学でカーンの元で教育を受け、カーン事務所に勤務経験のある新居氏、カーンに関する著作のある松隈氏と、豪華な布陣です。

I am myself, Self confidence, Light, Lightless, Darkless, Dark, などなどカーンが発した言葉とともに怒涛の新居節炸裂といった迫力のある新居先生のご講演でした。

続いて、ソークで中庭に気づいた、という指摘とともにソークの中庭の無い初期案、中庭に密度高く植栽が植えられた中間案、そして最終案の変遷や、Ambulatory, Availabilities, などカーンの言葉と作品の関係を、こちらもボリューム満載で整理された松隈先生のご講演でした。

コルビュジエ「過去という師、Free, Free, Free」、アアルト「人が中に立った時」、ルドルフスキー「人間のための街路」、シュルツ「Roots of modern architecture」、メドウズ「成長の限界」、などなどカーンに関連してモダニズムの建築家やポストモダニズムの乗り越えに関係する言説も拾い上げられ、俯瞰的、相対的な視点を得られる、壮大なこうえんかいでした。

blog 2022.08.07
静岡県吹奏楽コンクール@富士ロゼシアター

06 AUG 2022 富士ロゼシアターにて、静岡県吹奏楽コンクールが開催されました。7/31に開催された西部地区大会を金賞で勝ち越して、ミイナたち天竜中学校メンバーが更なる強豪ひしめく県大会に挑んだことになり、さらに同コンクールは東海吹奏楽コンクールへの参加校を決める場にもなります。4年前にカリンたちが中3で成し遂げた東海大会への出場を果たせるか?

最も人数の多いA編成に参加する天竜中学校の出番を待ちながら、午後いっぱいを1600席のホール中程のやや右寄りで聴いて衝撃的だったのは、浜松市立開成中学校の22名による演奏。開成中学の前が2校、50名の大所帯がぞろぞろと出てきて、やっぱり数の力があるんだなあと思わせる大迫力の演奏でした。で、次に出てきた開成中学校は、3列構成で打楽器が最後列、2列目に金管楽器、一番前に木管楽器という並列的布陣で、これまでに見たことが無かった構成でした。A編成を組むための最小限の人数の場合、多くの中学校がB編成にノミネートする訳ですが、徳増誠先生率いる開成中学校のミニマムメンバーは、第一声から圧巻の演奏で、通常は最後列に陣取る金管楽器から遠くに響く音に代わって、打楽器のズシンとくる響きが轟き、前列の金管楽器、最前列木管楽器の繊細な音遣いも相まって、心震わす演奏でした。

一方で、ミイナたち天竜中学校は今春、新たに着任された福島浩先生のもと、43名が自由曲「此花之咲耶姫〜吹奏楽と打楽器のための神話」を演奏し終えることができました。バランスは良かった、はず。もう一つの強敵、かつてカリンたちが教えを受け、人間的にかなり影響を受けている小林翼先生率いる南部中学校は、7/31の地区大会をな、なんと音源審査で金賞を勝ち取って、今回は無事、生演奏で挑んできました。久しぶりの小林節。指揮の方が迫力あったりして。さて、夜に開示されるという結果がどうなるか、緊張しかありません。

blog 2020.05.24
「不均質な家〜201号室リノベーション」の映像をアップしました

youtubeに「不均質な家〜201号室リノベーション」の映像をWorksにアップしました。

撮影・編集は、神奈川で生まれ、ドイツで学び、仙台で活躍する門傳一彦さん/Lidea[ライデア]に依頼しました。
https://lidea.site

静止画では伝えきれない作品の魅力を短い動画のつなぎ合わせにしてストーリーとして仕上げていただき、映像の可能性を感じました。
私も撮影に立ち会い、映像の可能性と面白さに引き込まれました。

欲を言えば、モデルをもうちょっと。。。

blog 2019.12.27
新橋ビル物語

27DEC2019 富士吉原の防災建築街区を後にして、家についてテレビをつけたら「新橋ビル物語」という番組が始まるところ。西口のニュー新橋ビル、東口の新橋駅前ビルともに、今年の春先に防災建築街区の研究の延長で訪れていて、ともに戦後期のRC造建物でファサードが魅力的。静岡の沿道型、浜松のペンシルビル型とも違うプランで、再開発による街区型として街路を内部に貫通させる。

blog 2019.12.26
杜春会 静岡支部

弘前大の北原先生が研究調査で来静されるということで、夜、静岡在住の東北大建築OBが集まり、建築談義をしました。帰りしな、改修後の地下道入口を通り、ガラスに変わって雰囲気の違いを体感。

blog 2019.12.22
ウッドデザイン賞2019

2019年3月の竣工を目指して、2018 年秋にプロジェクトがスタートした「トオトウミ・チェア/ベンチ」「トオトウミ・パーゴラ」ウッドデザイン賞2019を受賞しました。

blog 2019.12.19
中間講評会

静岡理工科大一年生の設計課題の中間講評会が終わりました。第一課題は前川邸トレース課題、第二課題は国内外の建築作品のプレゼンテーションを経て、第三課題では初めての自由課題で「心ふるわす空間」というテーマで、5.4 mキューブの中に自由に空間をつくるというものです。迷いつつも様々なアイデアをスタディした現時点の案として面白くなりそうな作品もチラホラ。

blog 2019.12.07
静岡建築未来学 第二回

野沢正光さんを迎えて静岡建築未来学、第二回@静岡理工科大学学生ホールが開催されました。学生の時からリスペクトする建築家で、いつかご自邸を拝見したい。

blog 2019.12.06
呉服町

打合せで静岡・呉服町通りへ。いつ訪れても通りに賑わいがあって、計画的に都市をつくるということ、事業者たちの街への思いの重要さを感じます。

blog 2019.11.30
子ども音楽教室

ミイナの付き添いで、12月に開催される「子ども音楽フェスティバル吹奏楽教室」の練習のため、会場の浜松海星高校へ。吹奏楽部が全国大会常連の同校も協力するため。ミイナは初めてのコルネットに挑戦中。姉が中学の吹奏楽部でガッツリ活動する姿を見ていたので、楽器に触れられて楽しそう。